トラジャの香りと風味や特徴を原産地に精製方法までCAFEペディア

コーヒー
私にトラジャを教えてくれたコーヒーショップを紹介します!
こちらのお店のオーナーは、若い頃はイギリスで働かれ、定年したら地元(沖縄)に帰って、再就職はどうしよう?
と思って考えついたのが、コーヒー店でした。
そして、若い頃から少しづつコーヒカップ&ソーサーを集めてきたんです。
考えられますか?
20代で60歳超えてからの自分がどうするかを思い描けますか?
給料を将来の自分に使い続けてきた人です。尊敬しました。

カフェギャラリーヒデ

〒901-0156沖縄県那覇市田原3丁目5-5
098-859-5338
参照:https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470103/47004067/
コーヒーカップが壁中に埋め尽くされ、正にギャラリーだったんです。暗めな店内で、カップにはライトが当たって本当に美術館みたい。
そこで、好奇心旺盛な私はお店のコーヒーを全て飲む為に足繁く通いました。
もう10年以上前の話になるので、今では何の豆があるのか思い出せませんが、忘れられないのがトラジャです。
ブラックコーヒーなのに、甘い香り。
トラジャを知ってから、私はブラックコーヒーしか飲まなくなりました。もはや、飲めなくなりました。
ミルクで香りが変わる、シュガーで味が変わる。これは、せっかく焙煎されたコーヒー豆の個性を損なってしまう気がするからですね。
私個人の見解ですが。
それでは、更にトラジャトークに参ります。

トラジャコーヒーの香りを伝えたい

トラジャの香りは?と聞かれると、スイーティーに甘いんです。

ほろ苦い味のするコーヒーをイメージすると、食後のデザートの様な香りなんです。

豆を挽いてる時もクリーミーな香りが漂います。

そして、力強いコクと滑らかな口当たりも楽しめる表情豊かな味わいがありますが、私には飲みやすいです。

これを知ったから私はコーヒーにシュガーもミルクも入れられなくなったんですね。

豆を挽いてる時から香るこの香りでは、今の自分が抱えている全てにリラックス出来ます。

苦いコーヒーが甘いんです。香りで。私は本当に大好きです。

だから、コーヒーは必要なんです。一息つくのに、タバコは要りません(カッコつけて吸っていた時期もありましたが、10年以上前なので時効です笑)。

トラジャコーヒーの風味と呼ばれ方

香りが甘いだけでなく、実際に飲んでも良質な甘みがあります。

私はコーヒーの酸味は好みません。酸っぱいものは苦手です。

でも、トラジャは香りが甘いおかげか風味も嫌な酸味はありません。

酸味が少ないコーヒーが多いからです。

酸味のおかげか、後味すっきりなんですが、やっぱり、甘い香りに満足です。

食後のスイーツは要りませんね(笑)。

トラジャを育てる土壌の性質からか、スパイスやハーブを感じるような風味もあります。

苦味が優しい!だからブラック(笑)。クリームのような舌触りが特徴的で、さらにコーヒーを挽いてる時もクリーミーな香りが漂います。

そのため、別名グルメコーヒーとも言われています。

グルメと聞いただけでセレブな気がしますね(笑)。

トラジャコーヒーの原産地

トラジャ豆はインドネシア共和国にある4番目に大きいスラウェシ島。

代表的な観光地は「マナド」と「タナ・トラジャ」という都市で、タナ・トラジャが有名なのはコーヒー産業が大きな成果を与えたからです。

 

マナドは世界でも有名なダイビングスポットがあるダイバーの憧れの街です。

行きたいですね!私はスキューバダイビングはしたことが無いので、余計に憧れます。

大好きなトラジャを飲みにスラウェシ島へ。さらにダイビングだなんてセレブです笑

 

つづいて、「タナ・トラジャ」地区が、コーヒー栽培の条件に適している土地で、生産量も高いです。

コーヒー栽培の条件というものは、

年間の平均気温が20℃程度であるのが望ましいとされています。

20℃といえば、暑くも寒くもなく、人にとってもちょうどいい温度ですが、コーヒーにとっても非常にいい温度なんですね。

四季折々の日本には難しい事が分かります。

トラジャの精製方法

インドネシア産のコーヒーの精製方法は「ギリン・バサ」。

名前で既に凄そうです笑

使い方は、コーヒーチェリーの皮と果肉をハンドパルパーという手動の器具があるんですが、それで、除去してから、水槽で発酵させます。

そうすると、ミューシレージ(種の殻につくぬめぬめした粘液)が取れ除けます。要らないものは処分するのが、美味しいものの作り方ですよね。

それが結構、家事する主婦は面倒くさかったりするのです…涙

だから、コーヒー豆が買えるのは、とっても嬉しいんですw

 

そして今度は、種の殻(パーチメント)の状態で4割程度まで水分量を落とし、脱穀機で種からコーヒーの生豆を取り出し、生豆の状態で最適な水分量までさらに乾燥させていきます。

コーヒーを一番初めに作った人は誰だったんでしょう?気になってきたので、今後は探していきますね。

 

これは湿気が多く、天日干しの作業が複雑になってしまうインドネシアならではの精製法だ。

ギリン・バサとも呼ばれる、半水洗式はインドネシアの伝統的な加工法です

精製法についてはこちらで詳しく

ハンドパルパーと呼ばれる手動の果肉除去機で果肉を除去した後、タンクで発酵させ粘液を除去します。

ここまでは、水洗式と同じプロセスですが、このあと微生物を使って粘液を除去したコーヒー豆を、水で洗浄せず2回に分けて天日干しし、乾燥した種(パーチメント)を割ってコーヒー豆を取り出します。

発行した後の洗浄が行われず、水を使用するのが果肉を除去するときのみ、という手順から「半水洗式」と呼ばれます。

この、半水洗式で加工されたコーヒーは、酸味が少なく、重みのあるコーヒーができあがります。

これは、粘液を除去した際の微生物を洗い流さないこと、さらに天日干しを2回に分けて行うことから、大地の風味とも呼ばれる、重みのあるコーヒー豆ができあがります^ ^

トラジャコーヒーのまとめ

幻のグルメコーヒーとの呼び名もあるトラジャコーヒーとは、とても丁寧に栽培や加工がされていて、幻の名にふさわしいコーヒーでした。
甘い香りにまろやかな舌触り、ミルクもシュガーも要りません。
ただ、リラックスにはうってつけのトラジャ。

これは、母の日にお母さんをcafeに連れていって、一緒に飲みに行くのが、子供としての親孝行にうってつけかもしれませんね、男性がデートで彼女にご馳走するのもオススメ☆<
女性向けの味わいが深いと私は思うコーヒーでした。

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